「九州 1」新発売です

2008/12/04

行ってきました、沢田研二「人間60年 ジュリー祭り」

正直、興味半分で出かけたのですが、これがことのほか素晴らしい内容で、
心、動かされる6時間半でした。

ライブの後は、一緒に出かけた面々で打ち上げとなりまして、
皆で散々、感想を言い合ったわけなんですけど、
そこでの意見として、歌わなかった往年のヒット曲がかなりあったんで、
最近の曲を少なくして、もっと昔のヒット曲を聴かせて欲しかった。
と言い合ったわけなんですけど、
でも、一夜明けて考えてみますと、クリエイターとして新しいものを
次々と作り続けてきたからこそ、60才にしてあのパフォーマンスだったわけで、
あの選曲の頑固さがジュリーなんではないかな、と今は思っております。

いやあ、それにしても、あんなふうにドームいっぱいに声を響かせる歌手は
そうそういないですよ。
昨今のヴォイストレーニングの成果としての偏差値だけが高い歌手が、
ディーバとか言われてよく持ち上げられてるけど、
ジュリーの足元にも全然及びませんよ。
酸いも甘いも噛み分けてきた歌声にはそれだけ圧倒的な存在感があったんです。
そして何よりも、ジュリーは音楽に対してとても生真面目だということが、
終始こちらに伝わってきたのでした。

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