「九州 1」新発売です

2008/07/23

今日、観たDVDは、デヴィッド・リンチ「インランド・エンパイア」 (ある種、ネタバレ)

観終わってから気がついたんだけど、これ、911テロの話だね。

911→9+1+1=11
47→4+7=11
テレビを見て涙する人
「二人殺される」というセリフ→ツインタワー
金持ちと貧乏人
現実なのか虚構の映像なのかわからない
犯行の凶器は被害者のもの

ちょこっとググってみたところ、こういう解釈は見あたらなかったんだけど、どう思われます?

2008/07/21

depeche modeのDVD(後編)

devotionalがとんでもなく素晴らしかったので、他のDVDも観たくなるものですが、
これの前の101はアントン・コービン監督じゃなさそうだし、
この後のOne Night in Paris: Exciter Tour 2001は、アルバムExciter自体がアレなんで、パスするとして、
全盛期には及ばないけど、最新のアルバムPlaying The Angelがまあまあ良かったんで、
Touring the Angel: Live in Milanを買ってみました。

買う前に勘違いしてたんだけど、これ、舞台美術とジャケ写はアントン・コービンなんだけど、
撮影は違う人だったんすよ。

で、これがひどくて、ダメな映像の見本市。
得に前半部分が壊滅状態。
奇をてらったカメラワーク、せわしないカット割り、画面にエフェクトかけまくりで、
あげくのはては、静止画カクカクと、かなりげんなり。

で、肝心のライヴの出来はどうかと言うと、
93年のdevotionalが、才能あふれる若者が激突する場であるなら、
2006年のTouring the Angelは、普通のオッサン達が力を合わせてがんばる、という図になっております。

メンバーみんな老けました。(ワタクシも人のことは言えた義理じゃありませんが)
デイヴにはもう、かつてのキレがありません。
息もたえだえといった感です。

じゃあ、これ、全然駄目じゃん、となるところですが、実はそうでもないのですよ。

数万人の観客の熱狂ぶりが半端でない。
大合唱につぐ大合唱。
曲が終わっても大合唱を続けるのには、ぐっと来た。
そして、踊る踊る、腕を振る振る。
観客の大盛り上がり大会に感動している自分がいました。

こりゃ、日本には来ないわな。

あと、思ったことは、マーターの歌が意外と良かった。
(ちなみに、ボーナストラックに追いやられてる2曲は、両方ともマーターのヴォーカルですが)
Shake The Diseaseって、イイ曲だな、と再認識。

それから、デイヴが猫背でそろりそろりと動く様、これは「座頭市」の影響じゃないかい!?
しかも、たけしヴァージョンでなく、勝新ヴァージョンのほう。
これ、大発見だと思うんだけど、今後、確認できる機会がないだろうことが残念。

とまあ、このDVDはオススメしませんけど、僕は文句を言いながらも堪能しましたよ。

2008/07/18

depeche modeのDVD(前編)

ここ数ヶ月間、ワタクシの中ではdepeche modeの大ブームでございます。

日本では、すっかり過去の人という認識で、すっかり忘れ去られてますけど、海の向こうのインターネットラジオを聴いてると、結構かかるんですよ。

で、調べ始めたらこれが興味深い話がわんさとあって、気がつくと頭の中でヘヴィーローテーションですわ。

depeche modeにはすっごくイイ、アルバムが4枚あるんですけど、(Black Celebration , Music For The Masses , Violator , Songs Of Faith And Devotion)
今日、語りたいのは映像のほうで、93年のライヴを納めたDVD、devotionalでございます。

アントン・コービン大先生による、一見、シンプルなようでいて、とんでもなく作りこまれている舞台美術と、
特殊なことは一切せず、ピタッ、ピタッとツボを押さえた絵を続ける撮影が素晴らしい。

アラン・ワイルダーの重厚な音作りは、テクノロジーが格段に進化した最近の音楽と比較しても、まったく古さを感じないどころか、こっちのがイイんじゃないかい。

そして何より、この時期のデイヴは声も動きもキレキレでオーラが出まくってて、あらかじめプログラムされた打ち込み中心の音楽なのに、会場を盛り上げる盛り上げる。

このDVDはアートの心得がある人には、強くオススメしますよ。
ちなみに、こちらでちらっと観れます。
http://devotional.depechemode.com/video/index.html

いつものように、貼ってある写真と文章とは一切、関係がアリマセン。

2008/07/16

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今日、観たDVDは、「監督・ばんざい!」
オレのまわりでは、北野武監督、人気ないんだよね。

まあ、音楽がマイク・オールドフィールドや、エリック・サティのベタなパクリだったり、映画冒頭のタイトルがでるとこがダサかったり、ラストにいらないカットがあったり(これは、わかりやすくするための観客へのサービスなんだと、黒澤明監督との対談で言ってたな)と、欠点はいろいろあるけど、それを補って余りある魅力があると思うんだけどなあ。

とは言いつつも、オレも劇場で観てないな。

2008/07/14

新宿の写真ギャラリーを見てまわる

蒼穹舎にて、大塚めぐみ「Untitled」














galeriaQにて、藤田 進「街景」














エプサイト ギャラリー2にて、池谷友秀「BREATH」














あと、蒼穹舎で、村上仁一「雲隠れ温泉行き」を買った。

2008/07/13

2008/07/09

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今日、観たDVDは「グッド・ウィル・ハンティング」
いまさらながら。

世間的には、これがガス・ヴァン・サントの代表作なのかな。
なんか、感動できる!泣ける!ということになってるみたいで、すごく期待してたんだけど、正直それほどのものではなかったな。
感想としては、クローズアップが多いな、ってのと、コダックの黄色っぽい色が気持ちイイな、とそれから、音楽の使い方はさすが、ってなところか。

オレとしては「ドラッグ・ストア・カウボーイ」のほうが断然、良かった。

2008/07/07

恵比寿へ移転したNADiff a/p/a/r/tへ行ってきたよ

ちわっす。今日もぐったりしております。でもこれ、無理して出かけたら、気分転換になって逆に良いかも、と考え、恵比寿へ移転したNADiff a/p/a/r/tへ行ってまいりました。

久々のNADiffということでハイになり、アントワン・ダガタのちょい高めの写真集を買ってしまいました。

体調ぐったりは少しはましになったかって?相変わらず、ぐったりのままです。


2F Art Jam Contemporaryにて、抜水摩耶×YUKARINA「Girls' Zone 01」













2F G/P galleryにて、上田義彦「骨と石器」













3F magical,ARTROOMにて、「NEW BIGINNING-The show must go on!」展

2008/07/06

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長時間、ネットをあれこれ見た後に空虚な、むなしい気分になるのは何でかな。
わりとイイことが書いてあるblogとか読んでるのにな。
この、むなしさはテレビのむなしさと通ずるような気がしているんだけど、どうでしょう?

ちょっと考えてみてのとりあえずの結論としては、ページからページに移る時のタイムラグと、必要な情報にたどり着くまでの時間。この無駄な時間のストレスが積み重なってのことじゃないかと思うわけです。
これが本とか、場所とかの物理的な世界だったら、たどりつくまでに、隣にこんな本が、とか、道端の雑草が花を咲かせて、とか、不必要だけど、心をそらすまわり道となるけど、バーチャの世界では、単なるタイムロスでしかないということなんじゃないかな、と、ここまで書いてきて、なんか普通の意見で、たいして面白くもないこと考えてるな、と感じてきた。現実世界へ戻って、酒飲んで、レコードでも聴こ。

2008/07/04

清澄白河のギャラリーを見てまわる

今日は、それほど体調が悪くなかったので、久々にギャラリーへと出かけてみた。

タカ・イシイギャラリーにて、村瀬恭子「Emerald」














ヒロミヨシイにて、青木豊、佐藤修康 展














小山登美夫ギャラリー 6Fにて、風能 奈々、渡辺 豊 展














シュウゴアーツにて、イルバ・オーグランド「道しるべの - 女眠りにつく」














小山登美夫ギャラリー 7Fにて、ベンジャミン・エドワーズ展














この後、茅場町を経て、京橋方面へと歩いて行きたいところですけど、そこまでの元気はないので、今日はこれで終了。
それでも、少し歩いた間に、多少の写真も撮れたので、まあ、良しとします。

2008/07/02

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ここのところ、また疲れきってて、外を歩きまわる気力がないので、部屋でレンタルDVDを観たりなんかしてます。

写真なんて人差し指を数ミリ動かすだけで撮れるはずなのに、体力がないとそう簡単にはいかなくて、何も撮れないな。

ちなみに今日は「酔いどれ詩人になるまえに」を観た。

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