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2008/08/16

マルホランド・ドライブをも一回観ちゃった

意外なことに、二回目のほうが観ていて楽しかったな。
一見でたらめなようでいて、実はかなり論理的にきっちりとしていることが分かったし、
ヒントとなるところでは、わざわざカメラを振って見せるというサービス精神が見て取れたし。

で、マルホランド・ドライブについて、ネットでいろいろ見てたら、
これはダイアナ妃の事故死についての映画なのだという記述があった。
なるほど、
ダイアン→ダイアナ
カミーラ→カミラ

でもちょっと待てよ。そうなると、ダイアンはマルホランド・ドライブで、
車の中で死ぬ必要性があるんじゃないの?そこは絶対にはずせないでしょう。
それでそのことが物語の中心にならなきゃいけないじゃないかい?
マルホランド・ドライブでの婚約発表がダイアンを死に追いやったって?
いやいや、それじゃ弱すぎるよ。
それから、青い鍵が置いてある=カミーラが殺された、というのもダメじゃん。
いっそのこと、カミーラの部屋に青い鍵が置いてあれば、
ってそうなるとカミラがダイアナ妃を暗殺したことになって、それは問題アリすぎか。

何にしろ、リンチ監督!ダイアンの死に方には納得がいかないっすよ!
なんで、ああいうラストにしたんすか!
これは「逃げ」なんじゃないっすか!

「お静かに、お静かに、これは幻想なのです」

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