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2011/01/11

たまの映画

1月8日、たまの映画に行ってまいりました。

上映後に、Gさんと監督のトークショー&ミニライヴがあるせいなのか満員御礼で、立ち見の人までいましたよ。

映画のほうは、あまり期待していなかったのですけど、予想以上の出来で大満足でございました。

ネットの評判だと、Twitterでは絶賛が多くて、2ちゃんだと厳しい意見が多いですね。

「たま」のことをあまり知らない人や、そこそこのファンにとっては、新鮮なことばかりで受けが良いけど、
コアなファンにとっては、ライヴの場面は、もう生で見てるし、インタビューの内容は知っていることばかり、ということなのかもしれません。

あと、これは低予算のドキュメンタリー映画なので、ライヴシーンといっても、音楽DVDのように、数十台のカメラで撮っているわけではなくて、
ほとんどのシーンが1台で、多くても2台なので、曲の展開に合わせて次々とカメラが切り替わるということはないわけで、
そういうのを期待した人はがっかりしたかも。

そう言ってるワタクシは、どれだけ「たま」のことを知っているのかと、狭い部屋を見渡してみますと、
レコード1枚、CD13枚、本4冊、VHS2本、DVD1枚、あとはこまごまとしたグッズが少々。
ソロ関連では、滝本晃司4枚、パスカルズ3枚といった程度、
あとは、石川浩司プロデュースの店「ニヒル牛」で数年間、ミニ写真集を置いてもらっていたことくらい。

全然熱心なファンではございませんね。

というわけで、ライトなファンのワタクシにとっては初めて知ることばかりで、映画は堪能したし、おまけに生のGさんと監督も見れて、ミニライヴで2曲聴けて大満足。


でもそんなことよりも、今回ワタクシが伝えたいことは、上映終了間近に起こった奇跡についてなんです。

ちょっとネタバレになるような気もしますが、この映画はライヴシーンとインタビューが交互に来るという作りで、
ストーリーがあるわけではないんで、まあいいかなと思うわけです。


カメラは歌う知久寿焼の横顔を映しつつ、暗転し、出演者名が現れ、
演奏シーンとスタッフロールとがカットバックのように交互にスクリーン上に映しだされます。
ああっ、この曲が歌い終わると同時に、この幸せな映画の時間も終わってしまうのか、
もっと続いてほしい、もうすぐ曲が終わってしまう、
と、劇場のシートに身をうずめている全ての人々が思い巡らせているその時、
スクリーン上部のライト3台が劇場内の人々を照らし、スクリーン両側のカーテンが閉まり始めたのです。
劇場のライトは、知久寿焼を照らすライトと呼応し、劇場のカーテンはステージのカーテンであるかのよう!
ああっ、今まさに映画とライヴが終わる!
時よ止まれ!

ここでさらに驚くべき奇跡を体験することとなる。

満員の観客の念じる心が通じるのだ!
曲のブレイクと共に、カーテンは途中で止まり、再びまた開き始めた!
モーゼが海を二つに割ったその場に遭遇したイスラエルの民の心持ちはこのようであったろう。

もちろん、劇場内は割れんばかりの拍手。

いやはや、なんと斬新な演出であろうか。

シンプルではあるが、スクリーンの向こう側とこちら側が一体となる素晴らしいアイデアだ。

ブルース・スプリングスティーンはライヴ終盤で、突如会場全体を明るく照らし、怒涛のロックンロールメドレーを繰り出すが、
新宿の小さな映画館、しかもレイトショーで、このような革命が起きていようとは、よもやブルースも知るまい。

と、関心することしきりだったのですけど、ここで劇場からアナウンスがありました。

「先ほどは誤った操作で、上映中に劇場内が明るくなってしまい大変申し訳ございませんでした・・・」
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