「九州 1」新発売です

2009/01/31

SACDとCD

ここ一年くらい、図書館のCDをかたっぱしから借りて聴くという乱読ならぬ乱聴(なんて言葉はありませんけど)をしてるんですけど、こないだ借りたCDが、SACDとCDのハイブリッドだったんですよ。
僕はCDを聴くのに安物のDVDプレーヤを使ってるんですけど、これが、CD、DVD、DVD-AUDIO、SACD、おまけにDVDはリージョンフリーと何でも掛かるプレーヤ。
それなのに、DVD-AUDIOもSACDも持ってなかったんで、期せずしてSACD初体験となったわけです。

で、聴いてみますと、うおーっ、すげえイイ音!やっぱSACDは違うなあ。
それでは、次にCD層に切り替えてと・・・
あれ?これもイイ音だな。

正直なところ、あまり違いがありません。
言われてみればSACDのほうがイイような気がしないでもない、という程度の違い。
高い装置で大音量で聴けばCDとSACDって全然違うのかもしれないけど、ウチの安物の装置で、お隣さんに気兼ねして小さな音で聴いてる分にはあまり変わらんな。
SACDって、もっと劇的にイイ音なんじゃないかと思ってたんで、これは意外でしたよ。
さらに言えば、僕の貧乏オーディオでは、SACDよりレコードのほうがイイっすね。
技術の進歩という恩恵を全然享受してないな。

とはいえ、デジタル技術には期待しているんですよ。
ブルーレイ・ディスクの容量を目一杯使った、無茶苦茶データ量が多くて、別次元の音のオーディオ・ディスクなんか出てきたらいいな、とは常々思ってるんですけど、でもまあ、SACDとDVD-AUDIOがビジネス的に失敗してるから、これは期待薄ですね。


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